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リュウグウとは?

りゅうぐう

リュウグウとは、地球火星の間を公転する小惑星で、JAXAの探査機「はやぶさ2」がサンプルリターンを実施したことで世界的に注目を集めました。

リュウグウ(162173 Ryugu)は、地球近傍小惑星の一つで、地球と火星の間を公転しています。直径は約900mほどで、形状はコマのようなやや扁平な球体に近く、赤道付近に隆起したリッジ(尾根状の突起)が見られます。表面は暗く、炭素を多く含むC型小惑星に分類されます。

リュウグウが世界的に注目されたのは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の探査機「はやぶさ2」による探査ミッションによってです。はやぶさ2は2018年6月にリュウグウへ到着し、表面や地下のサンプル採取、小型ローバーの展開、人工クレーター生成実験など多彩な観測を実施しました。2020年12月には地球へ帰還し、持ち帰ったカプセルから約5.4gのサンプルが回収されました。

リュウグウのサンプルが科学的に重要な理由は以下のとおりです。

  • 炭素質コンドライト(原始的な隕石)に相当する組成で太陽系初期の物質を保持
  • アミノ酸など有機物が検出され、生命の原材料が宇宙から地球に供給された可能性を示唆
  • 水和鉱物の存在が確認され、小惑星が水を運んだ証拠となりうる

はやぶさ2ミッションで得られたデータと試料は、世界中の研究機関に提供されて解析が続けられており、太陽系の起源と進化、さらには地球における生命の起源を探る上で貴重な手がかりとなっています。

使い方・例文

「はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウのサンプルから、生命の材料となるアミノ酸が複数種類検出された」のように、惑星科学や宇宙生命科学の話題で登場します。

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