ラミーとは?
らみー
ラミーとは、イラクサ科の多年草植物で、その茎から採れる植物繊維は強度と光沢に優れた天然素材として知られています。
ラミー(Ramie)とは、イラクサ科カラムシ属の多年草植物(学名:Boehmeria nivea)、およびその茎の靭皮(じんぴ)から採取される植物繊維のことを指します。日本では「苧麻(ちょま)」や「カラムシ」とも呼ばれ、古くから繊維素材として利用されてきました。
ラミー繊維の主な特徴は以下のとおりです。
- 天然繊維の中でも最高クラスの強度を持ち、濡れると強度がさらに上がる
- シルクに似た自然な光沢があり、美しい外観を持つ
- 吸湿性・通気性に優れ、夏向きの素材として適している
- 抗菌・防虫性があり衛生的な素材といわれる
- シワになりやすく、単独では扱いにくい側面もある
ラミーは主に中国・フィリピン・ブラジルなどの熱帯・亜熱帯地域で栽培されており、衣料用繊維のほか、ロープや帆布、工業用素材としても利用されます。衣料品ではリネン(亜麻)に似た質感から「チャイナリネン」とも呼ばれることがあり、麻素材の代替として広く流通しています。
日本では古来から苧麻として越後上布(えちごじょうふ)や小千谷縮(おじやちぢみ)などの伝統織物の原料として重用されており、その技術は現在も受け継がれています。
使い方・例文
夏物の麻混ニットや布巾の素材表示に「ラミー」と記載されていることがあり、吸水性と清涼感を兼ね備えた素材として活用されています。
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