ラピスラズリ色とは?
らぴすらずりいろ
ラピスラズリ色とは、天然の半貴石ラピスラズリに由来する深みのある青色で、金粉のような輝きを帯びた豊かな紺青を指します。
ラピスラズリ色とは、鉱物のラピスラズリ(瑠璃石)から採取される顔料に由来する、深みとある種の神秘性を持つ鮮やかな青色のことです。日本語では「瑠璃色(るりいろ)」とも称されます。
ラピスラズリはアフガニスタンのバダフシャン地方を主産地とする半貴石で、古代エジプト文明の頃から装飾品や顔料として珍重されてきました。この石を砕いて精製した顔料は「ウルトラマリン(群青)」と呼ばれ、中世ヨーロッパの絵画では最も高価な青色顔料でした。その希少性から、聖母マリアのマントなど最も重要なモチーフにのみ使用されることが多かったとされています。
色の特徴としては、単純な青というより、青紫寄りで深い飽和度を持ちながら、わずかにグレーや紫の要素を含んだ複雑な色合いです。実際の石には黄鉄鉱の粒子が含まれることが多く、金色の光点が散りばめられたような独特の輝きが見られます。
現代では合成ウルトラマリンが普及したため、天然ラピスラズリ由来の顔料は極めて高価で稀少です。ファッション・インテリア・グラフィックデザインの世界でも「ラピスラズリ色」は格調と神秘性を表現する色として使われ、深みのある青系の配色に好んで用いられています。
使い方・例文
中世の宗教画で聖母マリアのマントに塗られた鮮やかな青や、高級ジュエリーのカラーコンセプトとして「ラピスラズリ色」という言葉が登場します。
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