紺青とは?
こんじょう
深く濃い青色を指す日本の伝統色で、古来より絵具・染料として広く使われてきた青の代表色です。
紺青(こんじょう)は、紺と青が合わさったような深く濃い青色を指す日本の伝統色です。現代の色彩感覚ではロイヤルブルーや濃紺に近いとされますが、時代・文脈によってニュアンスが異なります。
紺青という言葉は、顔料名としても使われてきました。天然顔料としての紺青は、主にラピスラズリ(瑠璃)を原料とする群青や、人工顔料のプルシアンブルー(紺青)などを指します。日本には奈良時代以降に大陸から伝わり、仏画や仏像の彩色、屏風絵などに用いられました。
江戸時代以降、日本では合成顔料としての紺青(プルシアンブルー)が普及します。この顔料は安価で発色が良く、北斎の「富嶽三十六景」など浮世絵の鮮やかな青色表現に大きく貢献しました。「北斎ブルー」とも呼ばれるその鮮烈な青は、当時ヨーロッパにも輸出され影響を与えました。
伝統色としての紺青は
- 格調・重厚さ・深遠さのイメージ
- 武家・公家の衣装や調度品への使用
- 日本画・染物における定番の青
使い方・例文
葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に使われている鮮やかで深い青がまさに紺青(プルシアンブルー)の色合いです。着物の濃い青地や日本画の背景色にも多く見られます。
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