ライダーとは?
らいだー
ライダー(LIDAR)とは、レーザー光を使って距離や形状を高精度で計測するリモートセンシング技術のことです。
ライダー(LIDAR:Light Detection And Ranging)とは、レーザーパルスを照射し、対象物に反射して返ってくるまでの時間を計測することで距離・形状・位置情報を取得する技術です。レーダーが電波を使うのに対し、ライダーは光(主に近赤外線)を使う点が最大の違いです。
計測の仕組みは次の通りです。
- センサーからレーザーパルスを高速で照射する
- 物体に当たって反射した光を受光素子で検出する
- 光速と往復時間から距離を算出する
- 多数の点を集積して「点群データ」として三次元の形状を再現する
ライダーは非常に高い空間分解能を持ち、数センチ単位の精度で地形や建物・樹木などを計測できます。この特性から、自動運転車の周囲認識センサー、航空機や衛星からの地形測量、建築・土木の3Dモデル作成、森林の樹冠構造解析などの分野で急速に普及しています。
近年は小型・低コスト化が進み、ドローン搭載型や自動車搭載型のライダーが実用段階に入っています。自動運転の文脈では障害物の瞬時検出に不可欠な技術として注目されており、カメラ・ミリ波レーダーと組み合わせてより安全な認識システムを実現しています。
使い方・例文
自動運転車はライダーで周囲360度の立体的な障害物マップをリアルタイムに生成し、歩行者や他の車両を安全に回避します。また、航空機搭載ライダーで森林地帯を測量すると、樹木に遮られた地面の地形も精密に把握できます。
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