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ユスティニアヌス1世とは?

ゆすてぃにあぬすいっせい

ユスティニアヌス1世とは、6世紀の東ローマ(ビザンツ)帝国の皇帝で、ローマ法の大規模整備と旧西ローマ帝国領の再征服を推進した名君です。

ユスティニアヌス1世(Justinianus I、483〜565年)は、527年から565年にかけて東ローマ帝国ビザンツ帝国)を統治した皇帝です。「眠らない皇帝」とも呼ばれるほどの精力的な施政で知られ、ビザンツ帝国の最盛期を築いた君主として評価されています。

最大の功績のひとつがローマ法大全(コルプス・ユリス・キウィリス)』の編纂です。法学者トリボニアヌスを中心とする委員会がローマ法の膨大な蓄積を体系的に整理・集大成し、後の西洋法学・民法の根幹を形成しました。この法典は中世ヨーロッパの法体系にも深く影響を与えています。

軍事面では名将ベリサリウスとナルセスを起用して、北アフリカのヴァンダル王国、イタリアの東ゴート王国を征服し、地中海世界の再統合を一時的に実現しました。

文化・建築面でも成果を残し、コンスタンティノープルのハギア・ソフィア大聖堂(聖ソフィア大聖堂)をはじめとする壮麗な建造物を建立しました。ただし、長期の対外戦争や重税は帝国財政を圧迫し、後継者に困難な遺産も残す結果となりました。

使い方・例文

「ユスティニアヌス1世が編纂したローマ法大全は、現代のヨーロッパ民法にまで影響を及ぼしている」のように、法学史・世界史の文脈で登場します。

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