ヤエヤマセマルハコガメとは?
やえやませまるはこがめ
ヤエヤマセマルハコガメとは、沖縄県の八重山諸島に生息する日本固有のカメで、甲羅を完全に閉じられる独特の構造を持つ希少種です。
ヤエヤマセマルハコガメ(学名:Cuora flavomarginata evelynae)は、リクガメ上科イシガメ科に属する小型のカメです。沖縄県の八重山諸島(石垣島・西表島など)にのみ生息する日本固有の亜種で、国の天然記念物に指定されています。
最大の特徴は、腹甲(腹側の甲羅)が蝶番(ちょうつがい)で前後に動く構造になっていることです。危険を感じると腹甲を閉じて甲羅全体を箱状にロックし、内部を完全にふさぐことができます。「ハコガメ」という名前はこの特徴に由来します。
生態と外見については次のとおりです。
- 甲長はおおむね10〜15cm程度の小型種。
- 甲羅は丸みを帯びたドーム型で、黄色や橙色の縁取りが特徴的。
- 主に森林内の湿潤な環境を好み、ミミズや果実などを食べる雑食性。
- 繁殖が遅く、絶滅危惧種として保護の必要性が高い。
外来種による捕食・生息地の破壊・ペット目的の採取などが脅威となっており、個体数の維持が課題です。希少な在来カメとして地域の生態系保全において重要な役割を担っています。
使い方・例文
ヤエヤマセマルハコガメは西表島の森の中で見られますが、天然記念物のため採集・飼育は法律で禁止されています。
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