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モンスーンとは?

もんすーん

モンスーンとは、季節によって風向きが大きく変わる季節風のことで、南アジアや東南アジアの気候と雨季を決定づける重要な気象現象です。

モンスーン(monsoon)は、季節によって卓越する風向きが逆転する「季節風」を指す気象用語です。もともとアラビア語で「季節」を意味する「マウシム(mawsim)」が語源とされ、アラビア海や南アジアの航海者が季節ごとに変わる風を利用していたことに由来します。

モンスーンが発生するしくみは、大陸と海洋の間の熱容量の差にあります。夏は大陸が海洋よりも早く加熱されて低気圧が発達するため、海洋から大陸へ向かって湿った風が吹き込み、雨季をもたらします。冬は大陸が冷えて高気圧が発達し、大陸から海洋へ乾燥した風が吹き出します。

モンスーンが特に顕著に現れる地域は南アジア・東南アジアです。インドでは6〜9月頃に南西モンスーンが吹き込み、年間降水量の大部分がこの時期に集中します。インド・バングラデシュ・東南アジアなどでは農業がモンスーンの雨に強く依存しており、雨季の降水量が農作物の収穫を大きく左右します。

日本も東アジアのモンスーン域に含まれており、梅雨や秋雨、台風の多い時期はモンスーンと関連しています。また、モンスーンが平年より弱い年には旱魃(かんばつ)、強い年には洪水や土砂災害が起きやすくなるため、防災・農業計画において重要な気象要素です。

使い方・例文

「今年のモンスーンは例年より強く、インド北部では洪水が相次いだ」というように、南アジアや東南アジアの天候・農業ニュースで頻繁に登場する語です。

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