本文へスキップ

メソジストとは?

めそじすと

メソジストとは、18世紀イギリスでジョン・ウェスレーが始めたキリスト教プロテスタントの信仰刷新運動とその流れを汲む教派です。

メソジスト(Methodist)とは、18世紀イギリスで始まったプロテスタントキリスト教の信仰運動・教派のことです。「メソジスト」という名称は、創始者ジョン・ウェスレー(1703〜1791年)らがオックスフォード大学在学中に「method(方法)」に従って規則正しく聖書研究・礼拝・慈善活動を行ったことを揶揄した呼び名に由来し、のちに自称として定着しました。

ウェスレーはイギリス国教会の聖職者でしたが、既存の国教会が貧困層や労働者階級に届いていないことを憂慮し、野外説教や小グループ(クラス・ミーティング)を活用した伝道活動を展開しました。彼はカルヴァン主義の「二重予定説(救われる者はあらかじめ決まっている)」を否定し、すべての人が救いに向かう可能性を持つとする「普遍的恩寵」の立場を取りました。

メソジストの主な特徴は次のとおりです。

  • 聖化(完全聖化):信仰者が恩寵によって聖潔な状態に至ることができるとする教義
  • 社会的活動の重視:教育・医療・慈善事業など社会的な奉仕を信仰の実践として重んじる
  • 小グループによる信仰形成:クラス・ミーティングによる相互教育と霊的成長
  • 賛美歌の重視:ウェスレーの弟チャールズが多数の賛美歌を作り、礼拝で活発に用いられた

メソジストはイギリスから北米・オセアニア・アフリカ・アジアへと広まり、世界的なプロテスタント教派のひとつとなっています。社会正義や教育への貢献でも知られ、多くの大学や病院の設立に関わってきました。

使い方・例文

メソジストの教会では礼拝での賛美歌が重視されており、ウェスレー兄弟の残した賛美歌は現在も世界中の教会で歌われています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語