ミーミルとは?
みいみる
ミーミルとは、北欧神話に登場する知恵と記憶の泉の守護者で、オーディンが知恵を得るために片目を捧げた相手として知られる存在です。
ミーミルは、北欧(ゲルマン)神話に登場する巨人または神的存在です。「ミーミルの泉」と呼ばれる知恵の泉を世界樹ユグドラシルの根元で守護しており、その泉の水を飲んだ者はあらゆる知恵と知識を得られるとされています。
最もよく知られるエピソードは、主神オーディンとの取引です。知恵を求めてミーミルの泉にやってきたオーディンに対し、ミーミルは「泉の水を飲む代償として片目を差し出せ」と要求しました。オーディンはこれを受け入れ、自らの片目を泉に沈めることで知恵の水を飲む権利を得ました。これがオーディンが隻眼である理由として語り伝えられています。
また別の伝承では、神々と巨人族の戦争(アース神族とヴァン神族の争い)の際に人質として送られたミーミルが首を切られ、その首をオーディンが薬草で保存して神託を得るために使い続けたとも伝えられています。
ミーミルは北欧神話において知識・記憶・予言の象徴として位置づけられており、「ミーミル」という名前自体が「記憶する者」を意味するとされます。ラグナロク(神々の黄昏)の前にもオーディンはミーミルの首に相談したと語られており、最後まで知恵の源泉として重要な役割を担います。
使い方・例文
北欧神話の世界観をベースにしたゲームや小説で、オーディンが知恵を得るために目を捧げたエピソードを語る文脈でミーミルの名が登場します。
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