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ソベクとは?

そべく

ソベクは、古代エジプト神話に登場するワニの頭を持つ神で、ナイル川の豊かさと軍事的力を司る存在として信仰されました。

ソベク(Sobek)は、古代エジプトの宗教・神話に登場する神で、ワニの頭を持つ人間の姿、またはワニそのものとして描かれます。ナイル川・水・豊穣・軍の力を司る神として、エジプト各地で広く崇拝されました。

ソベクの名はエジプト語の「ワニ」に由来するとされています。ナイル川に生息するナイルワニは古代エジプト人にとって恐るべき存在であり、その力と獰猛さを神格化したものがソベクです。一方でナイルの氾濫による肥沃な土壌をもたらす水の恵みとも結びつけられており、破壊と豊かさの両面を持つ神として位置づけられていました。

主な信仰の中心地としては、ファイユーム地方のクロコディロポリス(ギリシャ語名)と上エジプトのコム・オンボが知られています。コム・オンボ神殿では、ハルエリス(ホルス)と並んでソベクが祀られており、現在も観光地として多くの人が訪れます。

ソベクは太陽神ラーと習合して「ソベク=ラー」とも呼ばれ、王権や守護とも関連づけられました。神殿ではワニを神聖な動物として飼育・ミイラ化する慣習があり、多くのワニのミイラが発掘されています。ファラオの中にはソベクにちなんだ名前(ソベクネフェルウなど)を持つ王も存在しました。

使い方・例文

古代エジプトの神話や歴史を扱う書籍・ゲーム・映像作品で、ワニ頭の神として登場することが多く、エジプト文明の象徴的な存在として紹介されます。

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