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テミスとは?

てみす

ミスは、ギリシャ神話に登場する法と正義を司る女神で、天秤と目隠しを持つ姿が「正義の象徴」として現代にも広く使われています。

ミス(Themis)は、ギリシャ神話に登場する女神で、法律・秩序・正義・神託を司ります。ティタン神族(旧神族)のひとりであり、大地の女神ガイアと天空の神ウラノスの娘とされています。

テミスはゼウスの最初の妻のひとりとも語られ、ふたりの間にホーライ(季節の女神たち)やモイライ(運命の女神たち)が生まれたとされます。ホーライはディケ(正義)・エイレネ(平和)・エウノミア(秩序)の三女神であり、世界の秩序を維持する役割を担います。

テミスの名前はギリシャ語で「定め」「法」を意味し、神々と人間の世界を貫く不変の法則を体現する存在として崇められました。オリンポスでは神々の集会を招集し、デルフォイでは神託所の守護者としての役割も持っていたとされます。

現代においても、テミスの姿は西洋の「正義の女神」像として引き継がれています。目隠しをして天秤と剣を持つ像は、法の公平性・客観性を象徴するものとして、裁判所や法律関係の施設に多く設置されています。ただし目隠しはローマ時代以降に加わった要素とされており、古代ギリシャの図像では目を開けた姿が多く見られます。

使い方・例文

裁判所の前に置かれた「正義の女神」像や、法律事務所のロゴなど、公正・法律を表すシンボルとしてテミスのイメージが使われる場面でよく登場します。

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