ホーラとは?
ほーら
ホーラとは、イスラエルや東欧のユダヤ人コミュニティに伝わる伝統的な輪になって踊る民族舞踊で、喜びの場を象徴するダンスです。
ホーラ(Hora)は、参加者が円を作り手をつないで踊る輪舞の形式で、ユダヤ人の文化圏を中心に広く親しまれている民族舞踊です。特にイスラエルではナショナル・ダンスとして国民的な文化遺産に位置付けられており、結婚式・成人式(バル・バット・ミツバー)・独立記念日などの祝祭の場で欠かせない存在です。
ホーラのルーツはルーマニアやバルカン半島の農民舞踊に遡り、19〜20世紀にパレスチナへ移住したユダヤ人(アリーヤー)が持ち込み、イスラエルの地で独自の発展を遂げました。シオニズム運動と結びつき、新しい土地への希望と共同体の連帯を表すダンスとして定着した歴史があります。
ホーラの基本的な特徴は次の通りです。
- 参加者が肩や手をつないで円形に並ぶ
- 反時計回りに移動しながら6拍子のリズムで踊る
- ステップは比較的単純で、誰でも参加しやすい構造になっている
- 「ハヴァ・ナギラ(Hava Nagila)」などの伝統曲に合わせて踊られることが多い
特に結婚式では新郎新婦が椅子に乗せられて高く持ち上げられる「椅子のホーラ」が行われる慣習があり、映像でも目にする機会が多いシーンです。ホーラはユダヤ文化の枠を超え、世界各地のユダヤ系コミュニティや国際的なフォークダンスの場でも踊り継がれています。
使い方・例文
ユダヤ人の結婚式の映像で、参加者全員が輪を作り「ハヴァ・ナギラ」の曲に合わせて楽しそうに回りながら踊っているシーンがホーラです。フォークダンスのイベントや国際文化交流の場でもホーラが紹介されることがあります。
この用語をシェア
最終更新: