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ミヤマシダとは?

みやましだ

ミヤマシダとは、山地の湿った岩場や林縁に自生する日本在来のシダ植物の一種です。

ミヤマシダ(深山羊歯)は、シダ植物門に属する多年生植物で、ウラボシ科またはミヤマシダ科に分類されます。「ミヤマ(深山)」の名が示すとおり、主に山地から亜高山帯かけての湿潤な岩壁・沢沿い・林内の日陰に生育します。

葉(葉身)は羽状に深く裂けており、光沢のある濃い緑色が特徴です。根茎は短く横走し、群落を形成することが多いため、岩場の緑化・保水にも一役買っています。胞子嚢群(ソーラス)は葉裏に並び、夏から秋にかけて成熟します。

分布は日本各地の山岳地帯に加え、朝鮮半島・中国・ロシア極東などにも記録されています。園芸の世界ではロックガーデンや日本庭園の陰生植物として活用されることがあります。

生態的には急峻な斜面の土壌侵食を防ぐ役割を担い、昆虫や小動物の隠れ場所ともなります。希少な個体群は登山道整備や採取圧によって減少することもあるため、自生地での採集には注意が必要です。

使い方・例文

登山道の岩肌にびっしりと茂るシダを見かけたとき、葉が羽状に裂けていればミヤマシダである可能性があります。

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