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タマシダとは?

たましだ

タマシダとは、日本の山野や森林に自生するシダ植物の一種で、根茎に丸い球状の貯蔵器官を持つことが名前の由来です。

タマシダ(玉羊歯、学名:Nephrolepis cordifolia)は、タマシダ科(またはヒメシダ科に含める分類もある)に属するシダ植物です。日本では主に関東以西の暖かい地域から沖縄・小笠原諸島かけて自生しており、海外でも東南アジア・オーストラリア・アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。

タマシダの最大の特徴は、その名の通り根茎(ちかき)に丸い球状の塊(走出枝の先端にできる球形の貯蔵器官)を形成することです。この球状の構造が「玉(たま)」に見えることから「タマシダ」という和名がつけられました。この貯蔵器官は水分や栄養を蓄える役割を持ち、乾燥した環境でも生育を助けます。

葉は光沢のある深い緑色の羽状複葉で、長さは数十センチメートルに達します。日当たりの良い場所から半日陰まで適応力が高く、岩場・石垣・樹木の幹など様々な場所で生育します。

タマシダは観賞用としても人気があります。

  • インテリアグリーン:温暖で湿度のある環境を好み、室内管理にも向く
  • 庭園植物:グラウンドカバーとして利用される
  • 切り葉:フラワーアレンジメントの緑葉材として使われる

近縁種のネフロレピス(タマシダ属)には多くの園芸品種が存在し、観葉植物として世界中で親しまれています。

使い方・例文

「石垣の隙間からタマシダが伸び、つやのある緑の葉が涼しげな雰囲気を醸し出していた」という場面で自然描写に使われます。

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