ミドリムシとは?
みどりむし
ミドリムシとは、べん毛で運動する単細胞の微細藻類で、動物と植物の両方の特徴を持つことから広く知られる原生生物です。
ミドリムシ(学名:Euglena)は、ユーグレナ藻綱に属する単細胞の微細藻類です。体長は50〜100マイクロメートル程度で、1本のべん毛を使って水中を泳ぎ回ります。葉緑体を持ち光合成を行う(植物的特徴)一方、光が不足すると有機物を取り込む従属栄養に切り替えられる(動物的特徴)という二面性が特徴です。
ミドリムシが注目される理由として、栄養成分の多様さが挙げられます。タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン類(B1、B2、B12など)・ミネラル・必須アミノ酸など59種以上の栄養素を一種で含むとされます。また、パラミロンと呼ばれる独自の食物繊維も含んでいます。
応用面では以下が注目されています。
- 食品・サプリメント:栄養豊富なことからフードテックに活用。
- バイオ燃料:脂質を蓄積する性質から次世代燃料の研究対象に。
- 環境浄化:排水中の栄養塩を吸収し水質改善に貢献。
池や水田など淡水域に広く生息し、大量に発生すると水面が緑色を帯びる「水の花(アオコ様現象)」を引き起こすことがあります。近年はバイオテクノロジー分野での活用が進んでいます。
使い方・例文
健康食品のCMで「ミドリムシ(ユーグレナ)配合」と紹介されるほか、バイオ燃料として飛行機や船舶への応用実証実験が行われた事例でも登場します。
この用語をシェア
最終更新: