マーガリタ石(マルガリット)とは?
まるがりっと
マルガリット(マーガリタ石)とは、カルシウムを主成分とするもろい白色〜淡色の雲母の一種で、真珠のような光沢を持つ珪酸塩鉱物です。
マルガリット(Margarite)は、カルシウムアルミノ珪酸塩を主成分とするもろい雲母(ブリトル雲母)の一種です。和名はマーガリタ石とも呼ばれます。ギリシャ語で「真珠」を意味するmargaritesを語源とし、その名のとおり真珠光沢〜ガラス光沢を持つ点が特徴です。
化学式はCaAl₂(Al₂Si₂)O₁₀(OH)₂と表され、雲母族の中でも層間カチオンがカルシウムである点で白雲母(カリウム)や金雲母(カリウム・マグネシウム)と区別されます。カルシウムの結合力が強いため層間の剥離性が雲母よりも低く、もろく割れやすい性質があります。
産出はやや稀で、主に変成岩(特に緑色片岩・結晶片岩)中にコランダム(鋼玉)やコレアイトなどと共生して見られます。色は白・灰・淡黄・淡ピンクなど。硬度は約4〜4.5、比重は約3.0です。
宝石や工業材料としての利用は限られますが、鉱物コレクションや地質研究の標本として価値があり、変成岩の生成条件(温度・圧力)を推定する指標鉱物としても用いられます。
使い方・例文
地質調査や岩石薄片の研究で、変成岩中に真珠光沢を持つ白色鉱物が確認された際にマルガリットと同定される場面で登場します。
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