マホガニーとは?
まほがにー
マホガニーとは、中南米を原産とする広葉樹で、美しい赤褐色の木肌と優れた加工性から、家具・楽器・工芸品に使われる最高級木材の代名詞として知られています。
マホガニーは、センダン科スウィーテニア属(Swietenia)に属する広葉樹の総称で、本来の意味では中南米原産のホンジュラスマホガニー(Swietenia macrophylla)やキューバマホガニー(Swietenia mahagoni)などを指します。現在は広義に、アフリカン・マホガニー(Khaya属)やフィリピン・マホガニー(センダン科トーナ属など)と呼ばれる類似材も流通しています。
マホガニーが高級材として珍重される理由は、以下の優れた性質にあります。
- 美しい木肌:赤褐色〜濃褐色の材色と、光の当たり方によって変化するリボン杢・鱗杢などの美しい木目
- 優れた加工性:直通した木理で狂いが少なく、切削・研磨・接合がしやすい
- 耐久性:耐腐朽性・耐虫性が高く、長期使用に適する
- 安定性:乾燥後の収縮・膨張が小さく寸法変化が少ない
歴史的には18世紀以降のヨーロッパで高級家具材として爆発的な需要が生まれ、チッペンデールやヘップルホワイトなどの名家具に多用されました。現在もピアノ・ギターなどの楽器、船舶、彫刻に使われますが、乱伐による資源枯渇からワシントン条約(CITES)で国際取引が規制されており、持続可能な代替材の活用も進んでいます。
使い方・例文
アコースティックギターのボディやネックにマホガニーが使われると、中低域に豊かな響きをもたらすとして、多くのギターメーカーが高級モデルに採用しています。
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