マトリカリア属とは?
まとりかりあぞく
マトリカリア属とは、白い舌状花と黄色い管状花をもつキク科の植物で、ハーブや観賞用として世界中で親しまれている属です。
マトリカリア属(学名:Matricaria)は、キク科(Asteraceae)に属する植物の属で、ヨーロッパ・西アジアを原産地とし、現在では世界中に広まっています。属名はラテン語の「matrix(子宮)」に由来し、古くから婦人科系の薬草として利用されてきたことを示しています。
代表種はジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)で、白い花弁と黄色い円錐形の花心が特徴です。ハーブティーとして広く飲用されており、鎮静・抗炎症・消化促進などの作用があるとされます。ローマンカモミールは別属(Chamaemelum)に分類されますが、用途は似ています。
観賞用としてはスノーランド(マトリカリア・エキナタ)の矮性品種が日本でも広く流通しており、白い小菊に似た可愛らしい花を春に多数咲かせます。
マトリカリア属の主な特徴をまとめると以下のとおりです。
- 花を揉むとリンゴに似た甘い香りがする種が多い
- 精油成分(カマズレンなど)が皮膚ケア・アロマテラピーに利用される
- 一年草または短命多年草として扱われることが多い
- 日当たりがよく水はけのよい場所を好む
ハーブとしての需要だけでなく、切り花や鉢花としても人気が高く、市場での流通量も多い植物です。
使い方・例文
カモミールティーはマトリカリア属のジャーマンカモミールから作られます。乾燥した花をお湯に浸すだけで、甘い香りとほろ苦い味わいのハーブティーが楽しめます。
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