キク科とは?
きくか
キク科とは、世界最大級の植物の科のひとつで、ヒマワリ・キク・タンポポ・コスモスなど約2万種を含む双子葉植物の一大グループです。
キク科(Asteraceae、またはCompositae)は被子植物の中でも最大規模の科のひとつで、世界中に約1700属・2万種以上が分布します。熱帯から極地近くまで幅広い環境に適応しており、植物界でも特に繁栄したグループとされています。
キク科最大の特徴は「頭状花序」と呼ばれる独特の花の構造です。一見1つの花に見えるものが実際には多数の小花(小さな花)が集まった花序(かじょ)であり、外側に花弁状の「舌状花」、中央に小さな「管状花(筒状花)」が配置されます。タンポポは舌状花のみ、ヒマワリは外縁に舌状花・中央に管状花という構成が典型例です。
キク科の植物の特徴を整理すると以下のとおりです。
- 頭状花序:多数の小花が密集して1つの花のように見える
- 冠毛(かんもう):種子に綿毛状の付属物があり風散布に有利(タンポポの綿毛が典型)
- 苦味成分・精油・菊花の香気成分など二次代謝産物が豊富
- 食用・薬用・観賞用など人類との関わりが深い
食用では食用菊・ゴボウ・レタス・春菊・ステビア、観賞用ではキク・ダリア・コスモス・ガーベラ・ガーベラなど多くの身近な植物がキク科に属します。ヨモギ・フキ・オナモミなど野草や雑草にも多くのキク科植物が含まれます。
使い方・例文
庭や公園でよく見かけるヒマワリ・コスモス・マリーゴールドはいずれもキク科の植物で、それぞれの「花」に見える部分が実は多数の小花の集まりである頭状花序になっています。
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