キクとは?
きく
キクとは、秋を代表する花として知られる日本の伝統的な観賞花で、菊花紋章にも用いられる格調高い植物です。
キク(菊)は、キク科キク属に属する多年草の植物です。原産地は中国とされ、日本には奈良時代から平安時代頃に伝わったとされています。秋に開花することから「秋の花」の代表格として親しまれており、日本の国花のひとつとも言われます(法律上の規定はありませんが慣習的に)。
キクの花は、中央の筒状花と周囲の舌状花から構成されており、品種によって形や大きさが大きく異なります。主な種類には以下のものがあります。
- 大菊(だいぎく):直径20センチ以上にもなる大輪の品種。菊花展で展示される
- 小菊(こぎく):小さな花を多数つける品種。庭や切り花として広く使われる
- スプレー菊:一本の茎から複数の花が枝分かれして咲く品種。フラワーアレンジメントに多用
- 食用菊:山形県などで食べられる黄色や紫色の品種
キクは皇室の紋章(菊花紋章)にも使用されており、日本では格調と威厳の象徴とされています。また、仏花として供花に用いられることも多く、日本の冠婚葬祭文化に深く根ざした植物です。薬用・食用としても利用され、菊花茶や酢の物など料理にも使われます。
使い方・例文
「秋になると仏壇にキクを供える」「菊花展で大輪のキクを観賞する」というように、季節の行事や伝統文化の場面でよく登場します。
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