マスデバリアとは?
ますでばりあ
マスデバリアとは、中南米の高地に自生する小型のラン科植物で、三角形の萼片が独特の形を作る美しい花を咲かせます。
マスデバリア(Masdevallia)は、ラン科マスデバリア属に分類される着生ランの一群で、主にアンデス山脈を中心とした中南米の高地に自生します。属名はスペインの植物学者ホセ・マスデバルにちなんで命名されました。
最大の特徴は、花の外側を形成する3枚の萼片(がくへん)が長い尾状の突起を伸ばし、三角形や星形に見える独特の花姿です。花びら(花弁)と唇弁は萼片に隠れて目立たないことが多く、萼片そのものが観賞の主役となっています。花色は赤・オレンジ・黄・白・紫など多彩で、鮮やかな模様をもつ種も多いです。
自生地は標高1,000〜4,000メートル前後の霧に包まれた雲霧林で、涼しくて湿度の高い環境を好みます。このため、一般的な熱帯性ランと異なり、夏の高温を苦手とします。栽培では夏場の温度管理が最重要で、冷涼な環境を維持することが求められます。
植物体は小型でコンパクトにまとまるため、コレクションランとして愛好家に人気があります。国際的なラン展でも注目される属で、品種改良による交配種も数多く流通しています。
使い方・例文
マスデバリアは小型の鉢にまとまって育ち、涼しい部屋で星形の鮮やかな花を咲かせるため、ランの愛好家がコレクションする際によく選ばれます。
この用語をシェア
最終更新: