マジョラムとは?
まじょらむ
マジョラムとは、シソ科の多年草ハーブで、オレガノに似た甘くほんのりと温かみのある香りを持ち、地中海料理に欠かせない存在です。
マジョラム(Marjoram、学名 Origanum majorana)は、シソ科ハナハッカ属の多年草(温帯では一年草扱い)で、地中海東部・中東原産のハーブです。「スウィートマジョラム」とも呼ばれ、近縁のオレガノ(Origanum vulgare)と混同されることが多いですが、香りはより穏やかで甘みがあり、オレガノのような辛味・刺激がほとんどありません。
香り成分はテルピネン-4-オール・サビネン・リナロールなどで、甘くフローラルかつ温かみのある香気が特徴です。乾燥すると風味が凝縮して使いやすくなり、生葉・乾燥葉の両方が料理に利用されます。熱に強くないため、仕上げや火を止める直前に加えるのが基本です。
料理での用途は幅広く、以下の分野で活躍します。
- 肉料理:ソーセージ・ラム・鶏肉のマリネやロースト
- 野菜料理:トマト・ズッキーニ・豆類との組み合わせ
- スープ・シチュー:風味付けのブーケガルニ
- ハーブソルト・ミックススパイス:エルブ・ド・プロバンスの構成要素
古代ギリシャ・ローマでは愛と幸福の象徴とされ、婚礼の装飾や薬草として用いられた歴史があります。現代でもアロマテラピー・ハーブティーとして利用され、鎮静・消化促進の効果が期待されています。
使い方・例文
ドイツのソーセージ(ブラートヴルスト)の風味付けや、フランスのプロバンス風野菜料理に「乾燥マジョラムをひとつまみ」と記されるレシピでよく登場します。
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