本文へスキップ

マグネサイトとは?

まぐねさいと

マグネサイトとは、炭酸マグネシウム(MgCO₃)からなる鉱物で、耐火材や化学工業の原料として重要なほか、宝飾品にも利用される白色の鉱石です。

マグネサイト(Magnesite)は、化学式MgCO₃で表される炭酸マグネシウム鉱物です。菱面体晶系(三方晶系)に属し、方解石と同じ結晶系の同形体です。名称の由来はギリシャマグネシア地方に由来するとされています。

外観は白色〜灰白色・黄白色が一般的ですが、不純物によって灰色・黄色・褐色を呈することもあります。モース硬度は3.5〜4.5、比重は3.0前後で、塩酸に発泡しながら溶解しますが、方解石と異なり加熱しないと反応しにくい性質があります。

マグネサイトの主な用途は以下のとおりです。

  • 耐火材料:焼成して得られるマグネシア(MgO)は融点が高く、製鉄・セメント炉などの耐火レンガに使用
  • 化学工業:酸化マグネシウム・水酸化マグネシウムなどの原料
  • 農業・食品:マグネシウム補給剤・食品添加物
  • 宝飾品:染色加工して「ターコイズ」の代替品として流通することがある

宝石流通上の注意点として、白いマグネサイトをブルーやグリーンに染色し、ターコイズとして販売されることがあります。本物のターコイズとの鑑別には専門的な鑑定が必要です。主な産地はオーストリア、ブラジル、中国、ロシア、アメリカなどで、世界各地に広く分布しています。

使い方・例文

製鉄所の耐火材原料として「マグネサイトレンガ」が登場するほか、宝石の鑑別では「ターコイズに見えるがマグネサイトの染色品」といった文脈で用いられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語