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マカロニーアとは?

まかろにーあ

マカロニーアとは、大西洋マカロネシア諸島(カナリア諸島・マデイラ・アゾレス・カーボベルデ)に固有の生物や自然環境を指す生物地理学的概念です。

マカロネシア(Macaronesia)は、北大西洋に位置する島嶼群の総称で、地理的にはカナリア諸島スペイン領)・マデイラ諸島ポルトガル領)・アゾレス諸島(ポルトガル領)・カーボベルデの4つの島群を指します。「マカロネシア」はギリシャ語で「幸福の島々」を意味するとも言われます。

生物地理学上、マカロネシアは独自の生物相を形成しており、特に植物・昆虫・爬虫類において高い固有種率を誇ります。なかでも注目されるのが照葉樹林(ローレル林)で、カナリア諸島やマデイラ島に残るローレルシルバの森は、第三紀(約2000万年前以前)のヨーロッパ・地中海地域に広がっていた古い森林の生き残りとされています。この価値からユネスコ世界遺産にも登録されています。

芸術・文化の観点では、各島群がポルトガル・スペインの植民地支配の歴史を持ち、ヨーロッパとアフリカの文化が混ざり合った独自の文化・音楽・建築が発達しています。カーボベルデの音楽「モルナ」は世界的に有名で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

マカロネシアは生態学的・文化的に非常に豊かな地域として、自然科学から人文科学まで幅広い研究対象となっています。

使い方・例文

生物地理学の授業や自然史博物館の展示で、「マカロネシアの固有種」として紹介されるドラゴンツリー(龍血樹)や照葉樹林の解説に登場します。

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