マデイラ諸島とは?
までいらしょとう
マデイラ諸島とは、北大西洋に浮かぶポルトガル領の島々で、温暖な気候と豊かな自然を持つリゾート地として世界的に知られています。
マデイラ諸島(Arquipélago da Madeira)は、北アフリカのモロッコ沿岸から約700km西の北大西洋に位置するポルトガルの自治地域です。マデイラ島・ポルト・サント島・デゼルタス諸島・セルバジェンス諸島などで構成され、主島のマデイラ島が政治・経済・文化の中心地となっています。首都はマデイラ島北西部に位置するフンシャルです。
マデイラ諸島の最大の特徴は温暖で年間を通じて安定した気候で、「大西洋の真珠」「春の島」とも称されます。亜熱帯性の気候と火山性の肥沃な土壌が、多様な植生を育んでいます。ユネスコ世界遺産に登録された月桂樹の原生林ラウリシルバは、かつてヨーロッパを広く覆っていた古代の森の遺産とされています。
産業面では、スパークリングしない独特の酒精強化ワインマデイラワインが世界的に有名です。これは15世紀の大航海時代に船中での長期保存を可能にするため開発されたもので、熟成工程で加熱するという独自製法が特徴です。また、マデイラ刺繍(ボーダリー・マデイラ)や籐細工なども伝統工芸として知られています。
観光業も主要産業の一つで、ハイキングコース(レバダという灌漑用水路沿いの歩道が有名)、花祭りや年越しの花火イベントなどが多くの旅行者を惹きつけています。サッカー選手クリスティアーノ・ロナウドの出身地としても知られています。
基本データ
| 人口 | 約25万人 |
|---|---|
| 面積 | 801 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
マデイラワインは料理の隠し味や食前酒として使われるほか、熟成に非常に強く数百年ものが現存する点でも注目されています。レバダと呼ばれる水路沿いのトレッキングコースは自然愛好家に人気です。
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