マイセンとは?
まいせん
マイセンとは、ドイツのザクセン州マイセン市に本拠を置く、ヨーロッパ最古の硬質磁器メーカーです。
マイセン(Meissen)は、1710年にザクセン選帝侯アウグスト強王の命によって設立された、ヨーロッパで初めて硬質白磁の製造に成功した磁器メーカーです。当時、磁器はアジアからの高価な輸入品であり、その製法は中国と日本の国家機密とされていました。錬金術師ヨハン・フリードリヒ・ベトガーがカオリンを素材とした硬質磁器の焼成に成功したことで、マイセン磁器の歴史が幕を開けました。
マイセン磁器のトレードマークは「二本の剣(Crossed Swords)」と呼ばれる青い交差した剣のマークで、1722年から使用されており、正規品の証として世界中で知られています。絵付けのスタイルは時代によって異なり、初期の東洋趣味(チノワズリ)から、ヨーロッパ的な花柄・神話・風景画へと変遷しました。
代表的な製品カテゴリは次のとおりです。
- テーブルウェア(食器・カップ・ティーセット)
- フィギュリン(人物・動物の置物)
- 花瓶・壺などの装飾品
- シャンデリアや時計などの調度品
現在もマイセン市の工房で職人が手作業で製造しており、分業制による絵付けの伝統が受け継がれています。ロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドと並び、西洋磁器の最高峰として世界の収集家・愛好家に支持されています。
使い方・例文
アンティーク市で「交差した剣のマーク入りの皿」と紹介されていれば、それはマイセン製であることを示しています。結婚祝いや開業祝いの贈り物として、マイセンのティーカップセットが選ばれる場面もよく見られます。
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