ポンラーとは?
ぽんらー
ポンラーとは、東南アジアのカンボジアやタイなどで演奏される伝統的な弦楽器で、胡弓に似た擦弦楽器です。
ポンラーは、カンボジアをはじめとする東南アジア各地に伝わる伝統的な擦弦楽器です。胴体に張られた弦を馬毛製の弓でこすることで音を出す仕組みで、日本の二胡や胡弓と同じ擦弦楽器の仲間に属します。
楽器の胴部は木製または竹製で作られており、蛇皮や牛皮などの動物の皮で共鳴胴を覆った構造が一般的です。弦は絹糸や合成繊維が用いられ、独特の柔らかく哀愁を帯びた音色が特徴です。
ポンラーはカンボジアの宮廷音楽「ピン・ピアット」や民俗音楽の伴奏に欠かせない楽器であり、祭礼や儀式、演劇音楽でも幅広く使われてきました。チュートリアル形式の師匠から弟子への口伝伝承が主流であり、地域によって演奏スタイルや調律方法が微妙に異なります。
近年では文化保護の観点からカンボジア国内の音楽学校でも教育が進んでいますが、伝統的な奏者の数は減少傾向にあり、無形文化遺産としての保護が求められています。東南アジアの音楽文化を語る上で欠かせない楽器の一つです。
使い方・例文
カンボジアの伝統舞踊の伴奏や、寺院での祭礼音楽などの場面でポンラーの演奏が聴かれます。
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