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ナーダスワラムとは?

なーだすわらむ

ナーダスワラムとは、南インド(タミル・ナードゥ州など)の伝統的な木管楽器で、ヒンドゥー寺院の儀式や婚礼で欠かせない神聖な楽器です。

ナーダスワラム(Nadaswaram、またはNagaswaram)は、南インドの民族楽器であり、世界最大級の木管楽器のひとつとされるダブルリード楽器です。全長は通常60〜90センチほどあり、上部に木製の管体、下端に大きなラッパ状の開口部(ベル)を持ちます。

その構造と演奏上の特徴は次のとおりです。

  • 二枚のリード(ダブルリード)を振動させて発音するオーボエの仲間
  • 非常に大きく明るい音量を持ち、野外や広い寺院空間でも通る音色
  • 7つの指孔と複数の調音用の穴を持つ
  • 奏者はタービン呼吸(循環呼吸)を用いて途切れなく演奏する

ナーダスワラムはヒンドゥー教文化において「マンガラ・ヴァールダム(吉祥の楽器)」と位置づけられており、寺院での礼拝・行列・婚礼・祭礼など宗教的・社会的に重要な場面で演奏されます。対になる打楽器「タヴィル(tavil)」と組み合わせて演奏するのが基本的なスタイルです。

カルナータカ音楽(南インド古典音楽)の演奏にも用いられ、複雑なラーガ(旋法)を表現できる高度な技術が求められます。インド政府により重要無形文化財に準じる扱いを受けており、ユネスコでの無形文化遺産登録を目指す動きもあります。

使い方・例文

南インドの寺院祭礼や婚礼の動画でナーダスワラムの演奏が映し出され、金色のラッパ状の開口部が特徴的な大型の管楽器として紹介される場面で登場します。

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