ターフ(フレームドラム)とは?
たーふ
ターフとは、中東・中央アジアに伝わる薄い円形の枠に皮を張ったフレームドラムで、片手で持ちながら演奏します。
ターフ(Daf、Duff、Dāf などとも表記)は、中東・中央アジア・コーカサス地方に広く分布する伝統的なフレームドラムです。浅い木製または金属製の円形の枠に動物の皮(主にヤギ皮)を張った構造で、枠の内側や外側にリング状の金属飾りや鈴を取り付けているものも多く、演奏時に独特の余韻と金属音を生み出します。
演奏方法は、楽器を片手で持ちながら、もう一方の手の指や手のひらで皮面を叩くのが基本です。力加減や叩く位置を変えることで多彩な音色とリズムを生み出すことができ、熟練した奏者は複雑なリズムパターンを演奏します。
ターフはスーフィー(イスラム神秘主義)の儀式音楽で特に重要な役割を果たし、詩の朗読や歌と組み合わせて精神的な恍惚状態(ズィクル)を生む伴奏として用いられてきました。イランではターフの演奏は高度な芸術として認められており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
現在では民俗音楽・ポップス・フュージョン音楽でも使われ、その独特の音色は世界的に注目を集めています。
使い方・例文
イランやトルコのスーフィー儀礼、または中東の伝統音楽コンサートでターフの演奏が見られます。
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