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クラリネット(民族演奏)とは?

くらりねっと

民族演奏におけるクラリネットとは、西洋楽器のクラリネットを各地の伝統音楽に取り入れ、独自の奏法や音楽様式で演奏することをいいます。

クラリネットはもともとヨーロッパで18世紀に発達した木管楽器ですが、植民地時代の交流移民・商人の往来を通じて世界各地に広まり、各地の伝統音楽と融合した独自の民族演奏スタイルが生まれました。

代表的な民族演奏のスタイルとして次のものがあります。

  • ギリシャ・バルカン半島:ダブロス奏者に代わり主旋律楽器として定着し、クレズマーやダモスの演奏に欠かせない
  • クレズマー(ユダヤ伝統音楽):東欧ユダヤ人コミュニティで主役楽器となり、独特のベンド奏法や「ニグン(嘆きの音)」が発展した
  • エジプト・トルコ:アラブ音楽の微分音階(マカーム)に対応するため、特殊な運指や口腔コントロールが発達した
  • インド:映画音楽やシャーナーイの代替として民俗祭礼に使われる
民族演奏でのクラリネットは、標準的な西洋音楽の奏法とは異なり、装飾音・グリッサンド・循環呼吸など地域固有のテクニックが駆使されます。楽器そのものの形状はほぼ同じでも、演奏される音楽は各地の音楽文化を色濃く反映しており、民俗楽器と西洋楽器の境界を越えた存在として注目されています。

使い方・例文

ギリシャの結婚式演奏やユダヤ系の祭り(クレズマーバンド)でクラリネットが民族楽器として中心的に演奏される場面が典型的です。

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最終更新:

同じ読みのことば

「くらりねっと」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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