ポルックスとは?
ぽるっくす
ポルックスとは、ふたご座のβ星(ベータ星)に位置する橙色巨星で、地球から比較的近い明るい恒星です。
ポルックスは、ふたご座の2つの主星のうちのひとつで、β星(ベータ星)に分類されます。もうひとつの主星はα星のカストルで、ギリシャ神話の双子の英雄「カストルとポルックス(ディオスクロイ)」の名前がそれぞれの星に与えられています。
明るさはカストルより明るく、全天でも上位に入る輝星のひとつです。地球からの距離は約34光年とされており、肉眼で見える恒星の中では比較的近い部類に入ります。スペクトル型はK型の橙色巨星で、表面温度は太陽より低く、やや赤みを帯びた色に見えます。
ポルックスは天文学的にも注目すべき特徴を持っています。
- 太陽系外惑星(ポルックスb)の存在が確認されており、巨大ガス惑星が公転していると考えられています
- 肉眼で明確に見分けられる明るさを持つ
- 冬から春の夜空で双子座の目印として活用される
- 太陽より大きく、老年期の恒星進化段階にある
ギリシャ神話では、カストルは人間の父を持ち死すべき運命を持つ存在、ポルックスはゼウスの子として不死の力を持つとされており、その兄弟愛の物語は古代より語り継がれてきました。
使い方・例文
「冬の夜空でふたご座を探す際、カストルとポルックスの2つの星が並んで見える」「ポルックスには太陽系外惑星が発見されている」といった文脈で使われます。
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