ポリブタジエンとは?
ぽりぶたじえん
ポリブタジエンとは、ブタジエンを重合して得られる合成ゴムの一種で、耐摩耗性や弾性に優れた高分子材料です。
ポリブタジエン(polybutadiene)は、モノマーである1,3-ブタジエン(CH₂=CH-CH=CH₂)を付加重合させて得られる合成高分子です。分子内に二重結合が残るジエン系ゴムの代表格であり、BR(Butadiene Rubber)とも呼ばれます。
- シス-1,4-ポリブタジエン:最も多く製造される形。弾性・低温特性・耐摩耗性に優れる
- トランス-1,4-ポリブタジエン:比較的硬く結晶化しやすい
- 1,2-ポリブタジエン:ビニル基を側鎖に持つ構造
工業的にはチーグラー・ナッタ触媒やリチウム系触媒を用いて製造され、シス体比率を制御することが品質管理の重要な要素です。
主な用途はタイヤのトレッドやサイドウォールへの配合で、天然ゴムやスチレン・ブタジエンゴム(SBR)と混合して使われます。優れた耐摩耗性と反発弾性を持つため、ゴルフボールの中心層(コア)や靴底にも使用されます。一方で、引張強さや加工性が天然ゴムに比べてやや劣るため、通常は他のゴムとのブレンドで用いられます。
使い方・例文
自動車のタイヤ素材としてよく使われており、「BR配合タイヤ」と記載された製品にポリブタジエンが含まれています。ゴルフボールのコア材としても知られています。
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