ポリネシア語群とは?
ぽりねしあごぐん
ポリネシア語群とは、太平洋の広大な海域に広がるポリネシア地域で話されるオーストロネシア語族の言語グループです。
ポリネシア語群(Polynesian languages)は、オーストロネシア語族マレー・ポリネシア語派に属する言語の集まりで、ハワイ・タヒチ・ニュージーランド(マオリ)・サモア・トンガ・イースター島(ラパヌイ)など、太平洋の広大な三角地帯「ポリネシア・トライアングル」に分布しています。
ポリネシア人の祖先はおよそ3000〜4000年前に東南アジア方面から海洋拡散を行い、広大な太平洋を航海して各島々に定住したと考えられています。この拡散の過程で共通祖語から各言語が分岐し、それぞれ独自の発展を遂げました。
ポリネシア語群の言語的特徴には以下があります。
- 音韻体系が比較的シンプルで、子音の数が少なく、母音が多い
- 語順はVSO(動詞・主語・目的語)が多い
- 格標識を助詞(前置詞)で表す
- 各言語間の語彙的類似が高く、相互理解の可能性もある
代表的な言語としては、ハワイ語・マオリ語・サモア語・トンガ語・タヒチ語・ラパヌイ語などがあります。多くの言語が話者減少の危機に直面しており、ニュージーランドやハワイでは言語復興プログラムが実施されています。
使い方・例文
ハワイの「アロハ(Aloha)」やマオリの「キア・オラ(Kia ora)」は、いずれもポリネシア語群に属する言語の挨拶で、観光地やメディアを通じて世界に知られています。
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