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ポリエとは?

ぽりえ

ポリエとは、カルスト地形に発達する広大な閉鎖的盆地状の平地のことで、周囲を石灰岩の急崖に囲まれた特有の地形です。

ポリエ(polje)とは、カルスト地形において形成される大規模な閉鎖的盆地平野のことです。スロベニア語で「平野・畑」を意味し、カルスト地形の研究が始まったバルカン半島現在のスロベニア・クロアチア)で早くから記載された地形です。

ポリエの形成は、石灰岩地帯における溶食(雨水や地下水が石灰岩を溶かす作用)と断層・地殻変動が組み合わさって生じます。石灰岩が大量に溶食されることで地面が陥没・拡大し、広く平坦な底面を持つ閉鎖盆地が形成されます。

ポリエの特徴は次のとおりです。

  • 周囲を石灰岩の急崖や山地に囲まれた閉鎖的盆地
  • 底部は比較的平坦で、沖積層(土砂の堆積)に覆われていることが多い
  • 雨季には湖沼(間欠湖)が形成され、乾季には干上がることがある
  • 底部には地下水が排水されるポノール(吸い込み穴)が存在する

ポリエはカルスト地形の中で最大規模の地形区分とされ、面積が数十〜数百km²に及ぶものもあります。地下水系が発達しており、農業利用される一方、洪水リスクも伴う特殊な環境です。

使い方・例文

地理や地学でカルスト地形の階層(ドリーネ→ウバーレ→ポリエ)を学ぶ際に登場します。「ポリエの底部には農地が広がるが、季節によって水没することがある」という説明が典型的です。

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