ボルネオ・ハート・オブ・ボルネオとは?
ぼるねお・はーと・おぶ・ぼるねお
ハート・オブ・ボルネオは、ボルネオ島中央部に広がる大規模な熱帯雨林保護区で、ブルネイ・インドネシア・マレーシアの三国が協力して保全に取り組んでいます。
ハート・オブ・ボルネオ(Heart of Borneo: HoB)は、世界第3位の面積を持つボルネオ島(カリマンタン島)の中央山岳部に広がる、約220,000平方キロメートルの熱帯雨林地域です。2007年にブルネイ・インドネシア・マレーシアの三国政府が共同宣言を採択し、この広大な森林地帯を持続可能な形で保全することを国際的に約束しました。
ボルネオの熱帯雨林は地球上で最も生物多様性が高い地域のひとつとされており、ハート・オブ・ボルネオにはその豊富な生態系が集中しています。この地域の主な特徴は以下の通りです。
- 固有の野生動物:ボルネオオランウータン・ピグミーゾウ・スマトラサイ・クラウドレパード
- 植物の多様性:世界でも有数の多雨林で、多くの固有種の植物が分布
- 世界最大級のラフレシア(寄生植物)の一部が確認される地域を含む
- ムル山・キナバル山などの高峰を含む複数の国立公園・保護区で構成
一方で、農業開発・パーム油農園の拡大・違法伐採などによる森林破壊が深刻な問題となっており、オランウータンなど希少種の生息域が脅かされています。ハート・オブ・ボルネオの枠組みは、経済開発と生物多様性の保全を両立させる持続可能な土地利用を目指す国際的な取り組みとして位置づけられています。
WWF(世界自然保護基金)なども積極的に支援し、三国間の越境保全ネットワークの強化が進められています。
使い方・例文
ボルネオオランウータンの保護活動や熱帯雨林の持続可能な利用を議論する際に、ハート・オブ・ボルネオの国際協力の枠組みが環境保全の成功事例として引用されることがあります。
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