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マタ・アトランティカ保護区群とは?

また・あとらんてぃかほごくぐん

ブラジル大西洋岸に沿って広がる熱帯雨林の保護区群で、極めて高い生物多様性と固有種の豊富さからユネスコ世界遺産に登録されています。

マタ・アトランティカ(大西洋岸森林)保護区群は、ブラジルの大西洋沿岸に分布する熱帯・亜熱帯雨林の保護地域の集合体です。1999年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。

かつてマタ・アトランティカはブラジルの東海岸を北から南まで幅広く覆う広大な森林でしたが、植民地時代以降の農地開拓や都市化によって、元の面積のわずか10〜15パーセント程度しか残っていないとされています。それでも、現存する森林には世界でも有数の生物多様性が維持されています。

この地域が特に注目される理由は、固有種(その地域にしか生息・生育しない種)の多さです。植物では約8000種以上の固有種が確認されており、動物でも多くの固有の鳥類、哺乳類、爬虫類、両生類が生息しています。絶滅危惧種のゴールデンライオンタマリンなどの霊長類も知られています。

保護区群はブラジルのサンパウロ州やリオデジャネイロ州、パラナ州など複数の州にまたがる点在した複数の保護地域によって構成されています。周囲には大都市や農地が迫る中で、連邦・州レベルの自然保護区、生物圏保護区などが連携し、残された森林の保全と回廊整備が進められています。

使い方・例文

「マタ・アトランティカ保護区群は生物多様性研究の重要拠点であり、固有の霊長類や植物を保護する取り組みの場として世界的に知られています。」

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