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ホウキムシとは?

ほうきむし

ウキムシは箒虫動物門に属する海産無脊椎動物で、触手冠を持つ管状の体が特徴的な動物です。

ウキムシ(箒虫、学名:Phoronida)は、箒虫動物門という独立した動物門に属する海産無脊椎動物の総称です。世界で約20種のみが知られる小さな門であり、浅海から水深数百メートルの砂泥底・岩礁などに生息しています。

体は細長い管状で、泥や砂の中に分泌した管(キチン質または石灰質)に入って固着生活を送ります。体の前端には「触手冠(ロフォフォア)」と呼ばれる馬蹄形または螺旋状に巻いた多数の触手が並んでおり、触手の繊毛を動かして水流を起こし、植物プランクトンや有機物粒子を濾過摂食します。

ホウキムシは触手冠を持つ点でコケムシ(外肛動物)やシャミセンガイ(腕足動物)と共通しており、これら三者は「触手動物」または「ロフォトロコゾア」としてまとめて議論されることがあります。ただし分子系統解析によってその詳細な系統関係の理解は現在も更新されつつあります。

雌雄同体の種が多く、体外受精によって浮遊性のアクチノトロカ幼生を生じます。幼生は変態によって急速に成体の体制を獲得します。個体数は多くないことが多いため、目にする機会は限られますが、底生生態系における有機物循環の一端を担っています。

使い方・例文

動物の系統分類を学ぶ授業や図鑑で「触手冠を持つ無脊椎動物」の代表例として登場します。海洋生物の多様性を解説する文脈で「ほとんど知られていない希少な動物門」として紹介されることもあります。

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