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ベントスとは?

べんとす

ベントスとは、海や湖・川の底(底生環境)に生息する生物の総称で、底生生物ともいいます。

ベントス(benthos)とは、水域の底質(砂泥・岩盤・礫など)に生息する生物を指す生態学的な用語です。ギリシャ語で「深み」を意味する言葉に由来し、海洋・湖沼・河川などあらゆる水域の底生生物が含まれます。

生活様式によって大きく3つに分類されます。

  • 固着性ベントスカキやイガイ、サンゴ、カイメンなど岩盤や底質に固定して生活する。
  • 底生遊泳性ベントス:カニやエビ、ヒラメなど底付近を泳ぎながら生活する。
  • 底質内部生活型(エンドベントス):ゴカイや二枚貝など底質に潜って生活する。

ベントスは有機物の分解や栄養塩の再生を通じて生態系の物質循環に不可欠な役割を果たします。底質中の有機物(デトリタス)を食べるものが多く、上位捕食者の重要な餌資源にもなります。また、底質の状態を反映するため、水質や環境汚染の指標生物として広く活用されています。

底生生態系の研究は、漁業資源の管理や水環境の保全において重要な意味を持っています。

使い方・例文

河川や海の水質調査で「ベントスの種構成から環境の健全性を評価する」という形で使われ、環境省の水生生物調査でも主要な対象となっています。

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