本文へスキップ

ベロナイトとは?

べろないと

ベロナイトとは、針状の結晶形態が特徴的な希少なリン酸塩鉱物で、非常に細長い柱状結晶がコレクターに珍重されます。

ベロナイトは、バリウムとセリウムなどの希土類元素を含むリン酸塩鉱物で、正式な化学組成は複雑です。結晶形態が際立って針状・細長い柱状であることが最大の特徴で、その外観から「針の鉱物」としてミネラルコレクターに高く評価されます。

六方晶系(または三方晶系)に属し、極めて細長い柱状結晶が束状・放射状に集合することが多く、顕微鏡的なサイズから数センチメートルに及ぶものまで産出します。色は無色・白・淡黄・淡褐色などが報告されており、透明〜半透明のものが多いです。

産出量が非常に少なく、良質な標本の入手が難しいことから、世界的に希少な鉱物として認識されています。主な産地はノルウェー・カナダ・アメリカなどで、アルカリ性の珪長質岩(ペグマタイト・ネフェリン閃長岩)に随伴して産出することが知られています。

  • 硬度:比較的低く、取り扱いに注意が必要
  • 産地:ノルウェー(ランゲスンジョード地区)が有名
  • 見た目の個性から標本コレクションで高い人気

地質学的には希土類元素鉱物の一種として、アルカリ岩の成因や希土類元素の地球化学的分布を研究する上でも注目されます。

使い方・例文

ミネラルショーの希少鉱物コーナーや専門の鉱物標本店で「針状結晶の珍しい鉱物」として展示・販売される場面で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語