ベレロフォンとは?
べれろふぉん
ベレロフォンとは、ギリシャ神話の英雄で、天馬ペガソスに乗って怪物キマイラを倒した冒険で知られる伝説的な戦士です。
ベレロフォン(Bellerophon)は古代ギリシャ神話に登場する英雄で、コリントスの王族に生まれ、数々の試練を乗り越えたことで知られます。特にキマイラ(ライオンの頭・ヤギの胴体・蛇の尾を持つ火を吹く怪物)を退治した功績が最も有名です。
ベレロフォンの物語の主な流れは次の通りです。
- 出自と追放:誤って人を殺したため故郷を離れ、ティリュンスの王プロイトスのもとで清めを受ける
- 誣告と試練:プロイトスの妻アンテイアに言い寄られたが拒絶したため、逆に彼女に言い寄ったと王に訴えられる。怒ったプロイトスはベレロフォンをリュキアの王イオバテスに送り、難しい任務を課させようとする
- ペガソスの獲得:アテナ女神(またはポセイドンの助け)によって天馬ペガソスを手なずける黄金の手綱を得、ペガソスに乗ることを可能にする
- キマイラ退治:天空から火を吹くキマイラに鉛の槍先を突き刺し、怪物の炎で鉛を溶かして内部から焼き殺す
多くの試練を果たした後、傲慢になったベレロフォンはペガソスに乗ってオリュンポスへ昇ろうとします。ゼウスは虻を送ってペガソスを驚かせ、ベレロフォンは落馬して地上に落ちます。残りの生涯は傷ついた体でさまよい、孤独に過ごしたと伝えられます。人間が傲慢になり神域を侵そうとすることへの戒めを体現する英雄神話の典型です。
使い方・例文
「ベレロフォンの手紙」という表現は、自分に不利な内容が書かれているとは知らずに届けてしまう伝言のたとえとして、西洋の文学・修辞学で引用されます。
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