プーアル茶とは?
ぷーあるちゃ
プーアル茶とは、中国雲南省を産地とし、微生物による発酵・熟成を経た独特の風味を持つ黒茶の一種です。
プーアル茶(普洱茶)は、中国雲南省の大葉種茶葉を原料とし、微生物発酵と長期熟成によって独特の風味を生む黒茶(後発酵茶)の一種です。雲南省の普洱(ぷーあーる)市がかつての集散地・輸送拠点であったことからこの名が付いています。
- 生茶(しょうちゃ・ナマ):茶葉を摘んで揉捻・乾燥した後、型に圧縮して自然発酵・熟成させる。年月とともに味が変化し、長期保存・投資対象にもなる。
- 熟茶(じゅくちゃ・ジュク):20世紀後半に開発された方法で、発酵を人工的に促進する「渥堆(あくたい)」工程を経る。短期間でまろやかな風味に仕上がる。
形状は円形の「餅茶(へいちゃ)」、レンガ形の「磚茶(そうちゃ)」、椀形の「沱茶(だちゃ)」などに圧縮されて流通することが多く、ルーズリーフ(散茶)のものもあります。
風味は土のような独特の香り(「陳香」)とまろやかなコクが特徴で、長期熟成品ほど複雑な香りを持ちます。カフェインやカテキンのほか、発酵由来のギャバや有機酸を含み、脂肪分解の補助や整腸作用が期待されることから健康茶としても人気があります。高品質な生茶は収集・投資の対象となり、数十年ものの古茶(号級茶・印級茶)は非常に高値で取引されます。
使い方・例文
飲茶(ヤムチャ)の席でプーアル茶が提供されることが多く、点心の油分を流す「消食」効果が重宝されています。専門店では熟成年数の異なる茶葉を飲み比べて楽しむことができます。
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