プロソディーとは?
ぷろそでぃー
プロソディーとは、発話におけるリズム・イントネーション・アクセント・声の長さなど、個々の音を超えた音声の音楽的特徴の総称です。
プロソディー(prosody)とは、言語学・音声学において、個々の音素(子音・母音)のレベルを超えた音声の諸特徴を指す用語です。具体的には音の高低(ピッチ)、強弱(ストレス)、長短(モーラ・音節の長さ)、リズム、イントネーションなどが含まれます。
プロソディーは次のような要素から構成されます。
- イントネーション:発話全体にわたるピッチの変化。疑問・断定・感情を区別する役割を担う。
- アクセント:語や音節に置かれる強弱・高低の特徴。日本語では高低アクセント、英語では強弱アクセントが基本。
- リズム:強音節と弱音節の繰り返しパターン。言語によって拍リズム(日本語)・強弱リズム(英語)などの違いがある。
- ポーズ(間):発話の区切りや強調のために置かれる無音区間。
プロソディーは意味の解釈に大きく影響します。たとえば日本語では「橋(はし)」と「箸(はし)」は音素配列が同じでも高低アクセントの違いで別の語として区別されます。また、感情・態度・談話構造の伝達にも不可欠であり、第二言語習得の場面では発音の自然さを左右する重要な要素とされています。詩学においても韻律・格律の分析としてプロソディーという語が使われます。
使い方・例文
日本語の「雨(あめ)」と「飴(あめ)」は、アクセントの違い(高低パターン)によって意味が区別されます。これはプロソディー的特徴が語の意味を担う典型例です。
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