プリマスロックとは?
ぷりますろっく
プリマスロックとは、アメリカ原産の鶏品種で、白色と黒色の縞模様が美しく、肉用・採卵用の兼用種として長く親しまれています。
プリマスロックは、19世紀にアメリカのマサチューセッツ州で作出された鶏の品種です。白と黒(または灰色)の横縞模様(カッコウ柄)を持つ「バード・ロック」が最もよく知られていますが、白色・バフ色など複数の変種も存在します。中型〜大型の体格で、穏やかな気性が特徴です。
プリマスロックは肉用と採卵を兼ねる「兼用種」として19〜20世紀初頭にアメリカで非常に人気を博しました。産卵数は年間200個前後と実用的で、肉付きもよく、農家にとって使い勝手の良い万能品種として普及しました。
20世紀半ば以降、養鶏の専業化・産業化が進むにつれて、産卵特化のレグホーンや肉用特化のブロイラー品種に市場を明け渡していきましたが、プリマスロックは肉用ブロイラーの育種に重要な役割を果たしました。特に「コーニッシュ×白色プリマスロック」の交雑が現代のブロイラー産業の基盤となっています。
現在は愛玩・展示用や小規模農場での飼育が中心ですが、希少在来品種として保存・育種が続けられています。日本でも観光牧場や家禽愛好家の間で飼育されています。
使い方・例文
「プリマスロックは肉も卵も取れる兼用種として、かつてのアメリカ農家に欠かせない存在でした。」という形で、鶏品種の歴史的解説に使われます。
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