ブータンとは?
ぶーたん
ブータンとは、ヒマラヤ山脈の東部に位置する小国で、「国民総幸福量(GNH)」を国家指標に掲げることで知られる仏教王国です。
ブータン王国(Kingdom of Bhutan)は、南アジアのヒマラヤ山脈東部に位置する内陸国です。北にチベット(中国)、南・東・西にインドと国境を接しており、国土の大部分が山岳地帯です。面積は約3万8千平方キロメートル、人口は約80万人ほどの小国です。
ブータンが世界的に注目されるのは、国内総生産(GDP)ではなく「国民総幸福量(GNH: Gross National Happiness)」を国家目標に掲げている点です。これは1970年代に第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した概念で、経済成長だけでなく、文化保護・環境保全・良い統治・生活水準の向上を総合的に評価するという考え方です。
文化面では、チベット仏教が社会の根幹をなしており、ゾン(城塞寺院)や伝統衣装(ゴとキラ)が今も日常生活に息づいています。鎖国政策を長く維持してきたため、独自の文化と自然環境が保たれており、観光は「高額・低量」方針(ハイバリュー・ローインパクト・ツーリズム)のもと制限されています。
首都はティンプーで、国際空港のあるパロへはヒマラヤの山々の合間を縫う難路で知られています。伝統と近代化のバランスをいかに保つかが、現在のブータンの重要な課題となっています。
基本データ
| 人口 | 約78万人 |
|---|---|
| 面積 | 38,394 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
「ブータンは国民総幸福量を重視した政策で知られ、経済規模は小さくても国民の幸福度調査で高い評価を得ることが多い」と紹介されます。
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