ブースター切り離しとは?
ぶーすたーきりはなし
ブースター切り離しとは、ロケット打ち上げ時に推進剤を使い切った補助エンジン(ブースター)を機体から分離する操作です。
ブースター切り離しとは、ロケットの打ち上げシーケンスの中で、燃料を使い果たした補助推進装置(ブースター)を主機体から切り離す操作を指します。ロケット工学における「段分離(ステージング)」の一形態です。
打ち上げ直後は重力に打ち勝つために大推力が必要なため、主エンジンに加えて固体または液体燃料のブースターを並列に取り付けることが多くあります。ブースターの推進剤が尽きると、その重量が機体の負担となるため、爆発ボルトや火工品を用いて素早く切り離し、機体を軽量化して効率よく加速できるようにします。
切り離しのタイミングや方法はロケットの種類によって異なります。
- 固体ロケットブースター(SRB):スペースシャトルやH-IIAなどで採用。燃焼終了直後に切り離す
- 並列燃焼方式:ファルコン9の一段目分離のように中心エンジンと並列で燃焼後に分離
- 回収型ブースター:SpaceXのファルコン9では、切り離し後にブースターを逆噴射で着陸させ再利用する
ブースター切り離しは打ち上げ成功の重要な節目であり、分離時の衝撃や姿勢変化を精密に制御する高度な技術が求められます。再利用型ブースターの普及により、打ち上げコストの大幅削減が実現しています。
使い方・例文
H-IIAロケットでは、打ち上げから約2分後に固体ロケットブースター(SRB-A)を切り離すシーンが打ち上げ中継で注目を集めます。
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