ブースターとは?
ぶーすたー
ブースターとは、ロケットや乗り物の推力・速度・出力を補助的に増強するための装置や段のことです。
ブースターとは、主機関や主エンジンの推力を一時的に増強するために取り付けられる補助装置、または補助推進段のことを指します。もっとも広く知られるのはロケット分野での用法で、打ち上げ時に必要な大きな推力を生み出すために本体(コアステージ)の側面に装着される固体または液体燃料ロケットを「ブースター」と呼びます。
ロケット打ち上げでは、地表から大気圏を突破するまでの段階が最もエネルギーを要します。そのためブースターは打ち上げ直後の数分間だけ燃焼し、燃料を使い切った後は切り離されて落下・回収されます。スペースシャトルの固体燃料補助ロケット(SRB)や、アリアン5ロケットの固体ブースターなどが代表例です。SpaceXのFalcon 9では、コアブースターそのものを垂直着陸で回収・再使用することで、打ち上げコストの大幅削減に成功しています。
ブースターという言葉は航空・宇宙以外でも使われます。
- 自動車:ターボブースターやニトロブースターなど加速補助装置
- 電子機器:信号増幅器(信号ブースター)
- 医療:免疫を高める追加接種(ブースター接種)
- 鉄道:補助動力を加える装置
いずれも「本来の能力を一時的・補助的に高める」という共通の概念を持ちます。宇宙開発においてブースターの高性能化・再使用化は打ち上げコスト削減と宇宙輸送の民主化に直結する重要技術です。
使い方・例文
H3ロケットは固体燃料ブースターの本数を打ち上げ重量に合わせて変えることで、異なるミッションに柔軟に対応できます。
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