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ブラーフミー文字とは?

ぶらーふみーもじ

ラーフミー文字とは、古代インドで生まれた文字体系で、デーヴァナーガリー文字をはじめアジアの多数の文字の祖先にあたる歴史的に重要な文字です。

ラーフミー文字は、紀元前3世紀ごろのインドで使われた記録のある最古の文字体系のひとつで、マウリヤ朝アショーカ王の勅令碑文などに用いられたことで知られています。現在のインドや東南アジア・チベットなどで使われる多くの文字の直接または間接の祖先にあたることから、文字史上きわめて重要な位置を占めています。

ブラーフミー文字の特徴のひとつは、アブギダ(音節文字)という方式を採用していることです。子音文字に母音符号を付加することで音節を表し、子音単独では「a」の母音を内包しているとみなします。この方式はインド系文字全般に受け継がれています。

ブラーフミー文字から派生した主な文字体系には以下のものがあります。

  • デーヴァナーガリー文字:ヒンディー語・サンスクリット語などに使用
  • ベンガル文字:ベンガル語に使用
  • タイ文字・クメール文字:東南アジア諸語に使用
  • チベット文字・シンハラ文字:各地域言語に使用

ブラーフミー文字の起源については、セム系文字から派生したとする説と独自発生説があり、現在も研究が続いています。考古学・言語学・アジア史の研究において不可欠な存在です。

使い方・例文

インド・東南アジアの文字の歴史を学ぶ際に「これらの文字はすべてブラーフミー文字を祖先に持つ」と説明される場面や、古代インドの碑文研究で登場するのが典型的な使われ方です。

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