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ブタバナガメとは?

ぶたばながめ

ブタバナガメとは、オーストラリア北部とニューギニアに生息する大型の淡水ガメで、柔らかい筒状の鼻先が豚の鼻に似ていることからその名がついた珍しい種です。

ブタバナガメ(Carettochelys insculpta)は、ブタバナガメ科に属する淡水ガメで、オーストラリア北部(ノーザンテリトリークイーンランド北部)およびニューギニア島の河川・湖沼に生息します。同科・同属・同種の単型種であり、現生の近縁種を持たない孤立した系統の生き残りです。

最大の特徴はその名の由来となった鼻先で、豚の鼻のような軟らかくて筒状の吻部(ふんぶ)を持ちます。これは水中で呼吸するための特殊な構造です。甲羅は骨質の板が皮膚で覆われた「革質甲」で、他の淡水ガメのような硬い甲板を持ちません。体長は50〜70センチメートルに達する大型種です。

四肢はヒレ状で、流れのある河川や湖を泳ぐのに適しています。食性は雑食性で、果実・水草・貝類・魚類・昆虫など様々なものを食べます。産卵は砂浜に行い、卵が雨期の増水によって水没することで孵化が促進されます。

希少性と独特の外見からペットとして人気がありましたが、乱獲や生息地の破壊により個体数が減少しており、ワシントン条約(CITES)の附属書IIに掲載されています。日本への輸入も規制対象となっています。

使い方・例文

爬虫類の図鑑や水族館の展示では、ブタバナガメはその独特の外見と系統的な珍しさから紹介されることが多く、カメの多様性を語る際に登場する種の一つです。

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