フェムトとは?
ふぇむと
フェムトとは、国際単位系(SI)で10の−15乗(1000兆分の1)を表す接頭語で、記号は「f」です。
フェムト(femto)とは、国際単位系(SI)で定められた単位の接頭語のひとつで、10の−15乗、すなわち0.000000000000001(1000兆分の1)の大きさを表します。記号は小文字の「f」が用いられます。デンマーク語・ノルウェー語で「15」を意味する「femten」に由来するとされています。
日常スケールでは想像しにくいほど極めて小さな量ですが、科学・技術の分野では頻繁に登場します。代表的な使われ方として以下が挙げられます。
- フェムト秒(fs):超短パルスレーザーの時間分解能を表す。化学反応の観測や精密加工に活用される
- フェムトメートル(fm):原子核や素粒子のサイズを表す単位。陽子の直径は約0.85フェムトメートル
- フェムトモル(fmol):微量化学物質や生体内分子の定量に使われる
特にフェムト秒レーザーは、極めて短い時間に高エネルギーを集中させられるため、眼科のレーザー手術や精密な素材加工など医療・産業分野への応用が進んでいます。また、フェムトスケールで起きる現象の研究(フェムト化学)は、基礎科学においても重要な領域とされています。
単位系では、フェムトの一段小さい接頭語は「アト(10の−18乗)」、一段大きいものは「ピコ(10の−12乗)」です。
使い方・例文
「フェムト秒レーザー」は超短パルス光を発し、目の角膜を精密に切開するレーシック手術などで用いられます。
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